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2016年8月 3日 (水)

2015年 誰が新戦力になったのか

毎年シーズン開幕直前になると解説者やプロ野球ファンによる順位予想が行われますが
新シーズンの戦力分析で特に重視されるのが新戦力の存在です。
実際に誰が新戦力になったのかをWARを使って振り返ります。

方法は至ってシンプル。
各選手の2015年のWARと2014年のWARの差を求め、その値を戦力アップ度として見たランキングを作りました。
(移籍選手は前年のWARを0として計算します)

戦力アップランキング(WAR2.0以上)
51

この25人の内訳を見ると

新加入選手 12人(新外国人6人、移籍外国人2人、新人2人、移籍日本人2人)
既存の選手 13人

新加入選手より既存の選手のほうが多いという結果になりました。
開幕前の戦力分析では戦力アップの要素として新加入選手にばかり目が行きがちですが、
実際にはそれと同じくらい既存の選手によって戦力アップがもたらされていたということになります。

前年の時点でレギュラーだった柳田、山田、秋山の成績向上に新戦力という言葉は馴染まないかもしれませんが
まだレギュラーではなかった清田や近藤の開花はこれも「新戦力」と言えるものではないでしょうか。
言葉の定義はさておき、所謂「補強」がなかった場合でも戦力アップは十分可能だということが伺えます。

今シーズンも鈴木誠や田村が「新戦力」と呼べる活躍をしていますが
来シーズン以降の戦力分析をする際にはこのような若手の成長も考慮した上で順位予想する必要があると言えそうです。

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