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2016年12月12日 (月)

2016年 点差別リード時勝率

12球団のリード時勝率を調べました。

「××が6回終了時点でリードした時の勝率は△△%」

プロ野球中継でこのようなデータが紹介されるのを見たことがある人はいるかと思いますが
これが俗に言うリード時勝率というものです。一般的にリリーフ陣の優れた球団はリード時勝率が高くなり
逆にリリーフ陣に難のある球団のリード時勝率は低くなると考えられ、プロ野球中継の中でもそのような形で
紹介されています。

ただ同じリードでも1点リードと2点リードではリードの重みや勝敗に与える影響は明らかに異なるもので
点差を考慮しない「リード時勝率」はかなり大雑把なデータであることは否めません。
そこで点差別のリード時勝率を調べることにしました。

610

対象は2016年の公式戦全試合から9回を終えずに雨天コールドとなった2試合を除く856試合
点差は1点、2点、3点、4点以上の4パターン
イニングは5回、6回、7回、8回の4パターンで分類しました。

1つ例を挙げると
「7回終了時点で1点リードしたチームの勝率は67%」
このような表の見方となり、これが2016年のNPBの平均値ということです。

なお今回求めた勝率に延長勝利は含まれておりません。
つまり延長戦に持ち込まれることなく9イニングで勝利した確率ということになります。その点ご注意ください。

球団ごとの点差別リード時勝率はこのようになりました。

1点リード
611

2点リード
612

3点リード
613

4点以上リード
614


点差ごとでまとめましたが、再度同じデータで球団ごとでもまとめました。(上から1点、2点、3点、4点以上)
リード時勝率がNPB平均より10%以上高い箇所は赤、10%以上低い箇所は青の背景となっています。

615


皆さんの贔屓の球団が試合終盤リードしていた時のイメージ通りだったでしょうか?
一般的にリード時勝率はリリーフ陣の良し悪しを表すデータとして見ることができるものですが
イニングと点差だけで集計したデータなので、例えば先発が完投した試合、味方打線が追加点を挙げることによって
点差を広げた場合などもあるため完全にリリーフ陣だけの数値というわけではありません。
ただそうは言ってもある程度はリリーフ陣の良し悪しを表すデータであることは間違いなく
今回調べた一次データを今後どのように活用できるか検討していきたいと思います。

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